Audio Interface / Hardware

SONY MDR-M1ST|普通でいい。だから信頼できるモニターヘッドホン

2026.05.27 / Kayl

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概要

  • メーカー:SONY
  • 製品名:MDR-M1ST
  • カテゴリ:モニターヘッドホン

参考リンク
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/265664/


紹介

へろう、海璃です。

今回紹介するのは、SONY MDR-M1ST
僕が制作で使っているモニターヘッドホンです。

突然、かなり普通のやつ来た。
そう思ったかもしれません。

でも、普通でいいんですよ。

というか、モニターヘッドホンって、変に個性が強すぎない方がありがたい場面が多いと思っています。

制作中って、テンションが上がる音を聴きたいときもあります。
でも、MIXや確認作業では、気持ちよく聴こえることよりも、ちゃんと判断できることの方が大事です。

音が派手に聴こえる。
低音が気持ちいい。
高音がきらびやか。

そういうヘッドホンも楽しいけど、制作の確認では、それが判断を迷わせることもあります。

MDR-M1STは、そういう意味でかなり使いやすいです。
ちゃんと普通に、ちゃんと見える。

僕はこれまで、MDR-7506MDR-CD900STを経て、今はMDR-M1STを使っています。

SONYのモニターヘッドホンを順番に通ってきた感じですね。

一番有名なのは、やっぱりMDR-CD900STだと思います。

スタジオ定番。
赤いラインのあのヘッドホン。
名前だけでも知っている人はかなり多いと思います。

ただ、僕の耳には900STがあまり合いませんでした。

もちろん900STが悪いという話ではないです。
長く使われている理由もあるし、あの音が必要な現場もあると思います。

でも、自分の耳で長時間使うには、少ししんどかった。

そのあとMDR-M1STを使うようになって、かなり落ち着きました。


所感

MDR-M1STの音の方向性は、僕の耳ではMDR-7506に少し近いように感じています。

もちろん、まったく同じではないです。
でも、900STよりは自分にとって聴きやすい。

900STは、音の見え方がかなりはっきりしているぶん、自分には少し強く感じるところがありました。
特に長時間作業していると、耳が疲れやすい印象がありました。

その点、MDR-M1STは確認しやすさと聴きやすさのバランスが良いです。

モニターとして必要な情報はちゃんと出してくれる。
でも、ずっと聴いていても必要以上に刺さりすぎない。

このバランスがかなり気に入っています。

ヘッドホンって、スペックや評価も大事だけど、最終的にはかなり耳との相性だと思っています。

どれだけ有名な機種でも、自分の耳に合わなかったら作業はしづらい。
逆に、ものすごく派手な評価がなくても、自分が安心して判断できるなら、それが一番良い。

僕にとってMDR-M1STは、そういうヘッドホンです。

曲を作っているとき、最終的にはスピーカーでも確認します。
でも、細かいノイズ、ボーカルの処理、リバーブの残り方、左右のバランスみたいなところは、ヘッドホンで確認することも多いです。

そのときに、MDR-M1STはかなり頼りになります。

派手に感動するタイプのヘッドホンではないかもしれません。
でも、それでいい。

普通に聴けて、普通に判断できて、普通に信頼できる。
制作では、その「普通」がめちゃくちゃ大事だと思っています。

MDR-7506、900STを経て、今はMDR-M1ST。

いろいろ試した結果、自分の耳にはこれがかなり合っていました。

有名だから合うとは限らない。
定番だから絶対正解とも限らない。

自分の耳で聴いて、長く作業できて、ちゃんと判断できる。
MDR-M1STは、僕にとってそういうモニターヘッドホンです。