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概要
- メーカー:Fender
- 製品名:American Jazzmaster
- 年式:1998年製
- カラー:ホワイトサンバースト
- カテゴリ:エレキギター
参考リンク:
https://jp.fender.com/collections/electric-guitars-jazzmaster
紹介
へろう、海璃です。
今回紹介するのは、Fender American Jazzmaster 1998年製(らしいです)。
僕が長く使っているエレキギターです。
このギターを買ったきっかけは、正直かなり単純で、[Alexandros]の川上洋平さんに憧れていたから。
当時は高校生で、ただただドロスがかっこよかった。
「あのギターを持っている人がかっこいい」じゃなくて、もう「あのギターそのものがかっこいい」くらいに見えていた気がする。
音がどうとか、スペックがどうとか、そういう理屈はほとんどなかったと思います。
ただ、あの形、あの雰囲気、あの佇まいに惹かれていた。
若さの塊みたいな理由だけど、楽器を選ぶ入口としてはかなり正しかったんじゃないかなと思っています。
そして、実際に手にしてから気づきました。
僕は、ただ憧れだけでJazzmasterが好きだったわけじゃなくて、Jazzmasterの音そのものが好きだったんだなと。
ストラトやテレキャスみたいに、音がまっすぐ前に飛んでくる感じとは少し違う。
Jazzmasterの音には、少しだけ余白がある。
輪郭はある。
でも硬すぎない。
コードを鳴らしても、音がベタっと塗りつぶされない。
そこがすごく好きです。
この個体は、カラーも少し変わっています。
たぶん見たことない人も多いと思うけど、ホワイトサンバーストです。
歴史が深いギター君で、僕が買ったときにはすでにこの色でした。
前の持ち主が塗装したのか、カスタムオーダーだったのか、正直そこはわかりません。
アノダイズドピックガードなのも、買ったときから。
この組み合わせがかなり独特で、普通のJazzmasterとは少し違う雰囲気があります。
古いギターだったので、買ってからメンテもいろいろしました。
ネックのヘッドにひびが入っていたので、純正ネックは交換して、今はオーダーメイドのネックを付けています。
だからこれは、買ったままの状態で残しているヴィンテージギターというより、前の持ち主の痕跡と、自分が手を入れた部分が混ざったギターです。
そういうところも含めて、かなり自分の一本になっている気がします。
所感
Jazzmasterって、僕の中では「前に出て主役を奪うギター」というより、曲の空気を決めるギターです。
強く鳴らすより、少し抑えめに弾いたときの方が好きかもしれない。
音の端に、柔らかいザラつきがある。
綺麗なんだけど、綺麗すぎない。
明るいんだけど、少し影がある。
その感じが、自分の作りたい音楽にかなり合っています。
高校生の頃の僕は、そこまで考えてこのギターを選んだわけじゃないです。
ただ憧れて、ただかっこいいと思って、あのギターが欲しかっただけ。
でも結果的に、その憧れの先に、自分の音の好みがちゃんと隠れていた。
これ、結構おもしろいなと思います。
最初は誰かに憧れて選んだものだったのに、気づいたら自分の音楽の中に深く残っている。
真似したかったものが、いつの間にか自分の一部になっている。
このJazzmasterは、そういうギターです。
ホワイトサンバーストの謎っぽさも、アノダイズドピックガードの質感も、オーダーメイドネックに変わっているところも、全部含めて普通ではない。
でも、その普通じゃなさがいい。
青さ、透明感、少しだけ痛い感じ。
そういう音楽を作りたいとき、このギターはかなり頼りになります。
派手に叫ぶというより、静かに曲の温度を変える一本。
憧れで買って、音で好きになって、気づいたら自分の曲の色を作ってくれていたギターです。
