※この記事には広告リンクを含む場合があります。
概要
- メーカー:Fender
- 製品名:Acoustasonic Standard Jazzmaster
- カテゴリ:アコースティック / エレキギター
- カスタム:オリジナルピックガード製作
参考リンク:
https://jp.fender.com/products/acoustasonic-standard-jazzmaster?variant=41650474778711
ピックガード製作:
Jingoro Inlays
https://www.jingoroinlays.com/pickguards/index.html
紹介
へろう、海璃です。
今回紹介するのは、Fender Acoustasonic Standard Jazzmaster。
いわゆるアコスタです。
Acoustasonicは、アコースティックギターとエレキギターの間にいるような、不思議な立ち位置のギターだと思っています。
普通のアコギとは違う。
でも、普通のエレキとも違う。
生っぽい響きがありつつ、ラインで扱いやすくて、制作の中にかなり置きやすい。
アコギの空気感が欲しいけど、録音や音作りの扱いやすさも欲しいときにかなり便利です。
実際、最新曲 「空便箋」 のアコギプレイは全部このギターで弾きました。
このギター、アコギの音がかなり良いです。
ラインで録っても扱いやすいし、曲の中に入れたときにちゃんとアコースティックギターとしての空気を持ってきてくれる。
正直、エレキモードはあまり使わないと思います。
やっぱりリアハムの音は、僕にはあまり合いませんでした。
僕は基本的にシングルコイル寄りの音が好きなので、ハムバッカーっぽい太さや押し出し方が少し違うなと感じることがあります。
ただ、このギターの面白いところは、完全にアコギとして使うだけではないところです。
アコギとエレキのノブをうまく調整すると、今までになかったような音がします。
アコギの音と、クリーンなエレキの音がちょうどよく混ざったような音。
でも弦はアコギ弦なので、普通のエレキとは全然違う。
感覚としては、まったく新しいアコギに近いです。
所感
今回、このアコスタを自分だけの一本にしたいと思って、オリジナルピックガードの製作を依頼しました。
製作していただいたのは、Jingoro Inlays さん。
青い木目のピックガードです。
僕は青が好きだし、水っぽい質感も好きなので、このアコスタも自分の色に近づけたいと思っていました。
ただ、単純に青いパーツを付けたいというより、木目の質感がちゃんとある青にしたかった。
塗りつぶした青ではなくて、光の当たり方や角度で表情が変わるような、少し生き物っぽい青。
結果、かなり良い感じになりました。
ナチュラルなボディに、青い木目のピックガードが乗っている。
この組み合わせがかなり好きです。
正直、ピックガードひとつでここまで印象が変わるとは思っていませんでした。
元のAcoustasonic Standard Jazzmasterももちろん良いギターです。
でも、カスタムピックガードを付けたことで、かなり自分のギターになった感じがあります。
楽器って、音が大事なのはもちろんなんですけど、見た目もかなり大事だと思っています。
部屋に置いてあるときに、ふと見てテンションが上がる。
手に取りたくなる。
録音したくなる。
そういう感覚って、制作にかなり影響する。
このアコスタは、もともと便利なギターという印象でした。
でもピックガードを変えたことで、ただ便利なだけじゃなくて、ちゃんと自分の制作環境の中に馴染む一本になった気がします。
青い布の上に置くと、ピックガードの青がかなり映える。
ボディの木の色と、ピックガードの青木目のコントラストも良い。
見た目としては少しイルカっぽいというか、水面を切って進むような雰囲気もあります。
音としても、このギターはかなり面白いです。
普通のアコギとして使える安心感がありつつ、ノブの調整でアコギとクリーンなエレキの間みたいな音を作れる。
これがかなり良い。
アコギの響きに、少しだけエレキの輪郭が混ざる。
でも、弾いている感覚はアコギ弦なので、普通のエレキとは違う。
この不思議な中間地点が、Acoustasonicの好きなところです。
既製品をそのまま使うのも良い。
でも、少しだけ自分の色を加えると、その楽器を見る目が変わる。
このアコスタは、まさにそういう一本です。
自分だけのアコスタにしたい。
その気持ちで作ったピックガードが、ちゃんと形になって届いた。
これはかなり嬉しいです。